【人にも髪が抜けやすい時期、抜けにくい停滞期が存在する】
人体には、ある一定のサイクルで抜け毛が増減するバイオリズムが存在します。
上記グラフ内A線は抜け毛対策を行っていない状態における抜け毛の累計本数を示しています。
一定のバイオリズムで抜け毛本数が変化している状況が見てとれます。
グラフ内B線は、スカルプケアを実行している際の抜け毛本数の変化を示しています。
バイオリズムは存在しますが、脱毛期の抜け毛本数が減少し、抜けない期間が延長していることが分かります。
人は同じ状態が続くと、もっと改善したいというさらに上の欲求を募らせます。
例えば、グラフ内B線のように、未使用時と比較して抜け毛自体が減少していたとしても、
人はこの状態に慣れてしまうともっと抜け毛が減らなければ満足できなくなってしまいます。
仮に、このタイミングでバイオリズムや季節の変り目、不眠・喫煙・深酒などの不摂生が原因で、
ほんの少し抜け毛が増えた事にストレスを感じ、途中で育毛生活をやめてしまうとしたら・・・、
それはあまりにも残念で不本意な結末です。
ここで知っていただきたいのは、動物に換毛期があるように、人にもバイオイズムが存在し
季節の変化やその他の影響によって髪が抜けやすい時期があるということです。
夏から秋、産後などはどうしても抜け毛が増える傾向にあります。
髪の寿命は正常な状態でおおよそ4~5年ですが、抜け毛のバイオリズムは人によって異なり、
数ヶ月~2年の周期で変動するほか、月単位でも一定の変化があります。
何も対策を行なっていないグラフ内A線でも抜け毛が減っているのはバイオリズムによる影響です。
この自然に抜け毛が減るタイミングでスカルプケアを実行するとどうなるでしょうか?
当然抜け毛は減るでしょう。しかし、抜け毛が減った主たる要因は、
育毛製品の使用による結果ではなく、人の身体のバイオリズムという事もあります。